スピラーレさん
標準装備だった、REDWIND亡き後、やってきたカーボンチューブラーホイールFULCRUM RACING SPEED 35
走行距離が1700kmに達したので感想などつらつらと
購入して取り付けて走ってみた
重量が軽い・走り出しが軽い・お財布が軽くなる
大体そんな感じのホイールです
ほぼドライコンディションで1700km程度だと
さして消耗しているようには見えない
リア・フロントともにグリスが残っていたが
もともと充填量が少なかったという可能性も
というのも購入直後、箱から出してシャフトをつまんで動作をチェックしてみると
なにやらゴリゴリと引っ掛かりを感じていたのだけど
新品だからグリスが硬化しているだけだろうし、走っていればそのうち馴染んで
くるくるりんと回り出しましょうと、ハブには一切手をつけずにいたところ
もうそんなことはすっかり忘れてしまいましたよ
で、今回ハブのメンテ前に回転チェックしてみるとゴリゴリする・・
これって、グリス不足と玉あたり調整が完全ではなかったようで、本来の性能を発揮していなかった模様
なんてこったい。
新品であっても購入直後にはハブのチェックは怠ってはいけないようですな。
軽量カーボンホイールを履いたら早くなるのか、登れるのと聴かれたら
「んなこたーない」と答えられますぜ
むしろ己が貧脚っぷりをいやおう無く思い知らされてへこむ事うけあい
ポタリングは全然向かないし、むちゃくちゃ気を使うし
と、買ってしまって後悔の念にさいなまれているか、といえばそんな事は全然ありませんよ
ダウンヒル時の安定感はすざまじく、気を緩めようものならどんどん加速していきます
少しばかりの向かい風など物ともしない空力、横風にも強く煽られてふらついたりはしないし
やはりレース機材は、すんごいなぁと
予想をはるかに上回る、猫に小判なホイールになってしまったけど
いずれはヒルクライムレースへ、とか妄想を膨らませてくれる危険な存在ですな。
44分の壁
まずは上記2図をごらんいただきたい
ヤビツんヒルクライムのデータなのだ
デイリーから峠頂上までの10.1km 600m地点間のログなのだ
ひとつは、アルカーボンホイールREDWINDで今年1月末
もうひとつは、カーボンホイールRACING SPEED 35で今年3月
ポジションはそのまま、ホイール以外に変更点はないのだが
その差わずかに15秒
そう、鋭いアナタならもうおわかりいただけただろう
15秒遅れのログこそがRACING SPEED 35での記録なのであった
そんなバカなとお思われても仕方ないのだけど、事実なのだから仕方ない
嘘だよね、ねぇねぇ嘘だといってよヤビツん・・
で、どうしてこうなったのかを考察してみた結果、恐るべき事実が解明されてしまったからさあ大変
トータル800gほど軽量化されたカーボンリム+チューブラータイヤで遅くなるはずがない、ない、ない
原因はなんだ、ヒンキャクだ、はい解明完了
いやー、あまりに単純明快な解に、おれっちびっくり!
って、そんなんじゃないってば、いや貧脚てえのは確かな事実なんだけど、けど
タイム差15秒を誤差の範囲と捕らえても、このケイデンスの増加
ウエイトも踏み込みも軽いホイールなのに、まるでタイムに反映されないのは
理不尽ではないのか、もはや七不思議に追加しちゃってもいいレベルである
ふと、STRAVAの区間データを見ていて気がついたこと
上限44分できっちり蓋されているんだけど、これは何ですか?
これが世に言う「越えられない壁」だとでもいうのか
それを確認すべく9月最期のお休みに、ヤビツんにのぼってみたら、どうだったのか
前後ホイールを変更して、壁の手触りを確認してみる事にしようと
フロント:WH6700
リア:REDWIND+12-27カセット
に換装して出撃、その結末とは
あー、単なるヒンキャクじゃんか(ぉぃぉぃ
[rakuten:guts-cycle:10003283:detail]
明神峠ってららら〜ららら〜ら〜ら〜♪
温暖化を通り越して、炎熱煉獄化が進行中の青い星からこんにちは
そして、やっと待ちに待った季節がやってまいりましたよ
秋ですよ、実りの秋
そんな秋の夜長にロングライドへと走り出すのですよ
でも待てよ、なんか大事な事を思い出しそうな、どうでもないような
それは夏休みの宿題みたいな・・、いやいやむしろ春休みの宿題だった可能性もするんだなこれが
て、もう秋だってのに、いまさら春休みの宿題とか思い出してどうするのよってツッコミは大歓迎なのです
というかむしろプリーズ、ツッコミ
忘れもしない2013年、4月11日のこと
関東界隈の峠を上りまくって、ちょっとばかし調子に乗っていたおれっちの元に
ある峠の噂がどこからとも無く、聞こえてきた。
その名も明神、どうやら神らしい
その明神様は、とんでもない鬼畜な性格で、駆け出しヒルクライマーのこころをへし折り、調教したのち
従順なペットにするのが趣味だとか
そおんな神にあるまじき行為
おれっちとウニョ子さんとで、成敗してやるぜ!
そんなこんなで、意気揚々と挑んだわけなのだけど
ご期待通りに返り討ちにあいましたんです
もう完膚なきまでに、けちょんけちょんですね
己が無力を、骨の髄まで思い知らされちゃって、すごい勢いで逃げ帰ってきたんだか
デスルーラしたんだかは、よく覚えていないという有様。
あのエンボス加工の激坂区間で、完全に脚が売り切れて、魂をロストしちゃったみたい
それからずっと亡者生活ですよ。
と、無駄な前置きがどんどんロングになりそうなので、ここから本題へ
落し物は回収しないと
それがたとえ、しけった魂だとしても、だ
さぁ、明神様にリベンジクライム
続きを読む怨念がおんねん
いやあ、今年の夏は暑かった
ちょいと、10kmくらい走っただけなのに
命のキケンを感じちゃったくらいに
あまりの猛暑なので、涼しく快適に過ごそうと
毎夜毎晩、怪奇動画や怪談朗読を聞きまくり見まくるという無謀な日々を過ごした結果
休日のたびに豪雨にみまわれ、首を寝違え、謎の体調不良に襲われ、終には毎夜悪夢を見る羽目になるという
こ、これってもしや
やーつーはーかーむーらーのー
たーたーりーじゃぁぁぁぁ〜〜〜
・・・
え? 違うの?
とはいえ、8月中まるまるサキュバスの虜になっていたってわけじゃないのでありますよ、提督殿
新たに導入した、フィジークのアンタレスは、どんなサドルだったかというとでありますが
お尻りにやさしい不思議なサドルでありましたのですよ
キツイのぼりにたまらず、前に腰をズリズリっとずらそうものなら
そっとやさしく、適正ポジションにもどしていただけるという
やさしいサドルなのであります
ゆるい坂なら、そのフラットな座面がみせる豊かな包容力を感じつつ軽やかに駆け上る事ができるのであります
どのような激坂であれ、わずかに反った座面のエスコートで勇猛に攻めてゆけるのであります
坂が好きで好きでどうしようもない提督殿に、とってもオススメなサドルなのであります。
・・はっ(`Д´*)三(*`Д´)
なんだ、キノセイか。