BB戦国エース

時は21世紀、所はどっか

富、名声、力、この世の全てとは、めっきり縁の無い男Mya

彼の死に際に放った言葉て・・まだまだ死んでませんて!゚・(ノД`)人(´Д`)人(Д` )・゚

自転車界に吹き荒れる数多のBB開発物語
世はまさにBB戦国時代

ライダーが生み出すパワーサプライ、それを後輪に伝えるペダル、クランク
さらにそれを支える大事な場所であるところのBB(ボトム・ブラケット)

忘れようとしても思い出せない曖昧なる2年前(もはや日本語までもが曖昧だよ

http://d.hatena.ne.jp/mya_013/20121104
こんな記事を書いていたんだ


BBから異音の季節がまたやってまいりまして、参りました
という記事を書いていた気がしたんだけど、この記事を思い起こして
書かずにおきたかったんだ、です



自転車に動力を伝えるクランクを支えるボトムブラケットには数種類あるが
現在ロードバイクに使用されているものには

カートリッジBB(シマノ・ホローテック2)
プレスフィットBB(BB90 BB94 BB86等)
そしてすっかり悪名がぐんぐん高まってしまったBB30

圧入BB界の、裸の王様BB30

Wilier Cento1 2012のBBについて記したこの記事
盛大にやっちゃってましたがな!


異音のする圧入BBの全てがBB30だって思っていた日が、だれにもであったはずさ! うんうん うんうん・・

・・2年ものあいだ間違ったまんまだったよ、だれかおしえてくr(ry



Cento1 2012のボトムブラケットはBB30ではありませんです
OVERSIZE BOTOM BLAKET(オーバーサイズBB)
規格BB94(プレスフィットBB)に該当するそうですね

グーグル先生に聞いてみても、情報が非常に少ない
明朗なる回答は得られず。

BB周りは各メーカーが独自性丸出しで
もはや乱立しまくり、よく解らない

BB30は、クランクシャフトの外形が30mmということらしく
BB90はTREKマドンで採用されている規格で、フレームに挿入されているアルミシェルの幅を表している模様

圧入BBはBB30に代表されるように、異音の宝庫で評判はよろしくないようだけど
BB30を改修した規格、BB86EVOだとか、新しいのが次から次へと、あー、もうなんとかしてよ偉い人!


で、どうしてまたわざわざ恥を忍んでBBに触れたのかということを忘れていたよ

あれは、今年の夏の事

裏和田崩落通行止めになっていたころ、表和田を上っていると時のこと
すざまじいサウンドがBBあたりから、ゴリゴリと響いてきたので

帰還後クランクをはずして、ベアリングの状態を確認すると
すごくゴリゴリするよ!

これは、交換しかないようだな

装着されていたクランクはSRAM FORCE GXP 50t 34t
シャフト直径は24mm

BB94シェル幅 90.05mm シェル内径41mm

使用ベアリングは、スチール・シールドベアリング(6805RS)
外径37mm 内径25mm 幅7mm

シャフトとベアリング内径のギャップ1mmはアルミと樹脂スペーサーでそれぞれ
調整されるので、ご安心を。


取り外したベアリングとスペーサー、ワッシャー

交換したのはベアリングのみで、スペーサーやワッシャー等は、そのまま再利用

圧入工具など持っていないので、ゴムハンマーでぶち込んで交換終了
これで、異音ともおさらばさっ、となればよかったのにね。




交換の結果はというと、直後は大人しくしていたが
最近トルクのかかる坂道を上っていると、かすかに感じる違和感

やはり樹脂スペーサーが劣化しているらしく、ペダルに負荷をかけると
シャフトが上下に動いてしまうようで、どうにも心地よくないのです

BB30仕様フレームなら、カートリッシ式に改修も可能だろうが
それも出来ないので、BB一式交換するほか無いようですね。

世のBB異音に苦しむロード乗りのみんなを救うため
BB天下統一が叶いますように。