めげずに、ヒルクライム最適化計画再考

春、さくらの季節が巡ってきました
運よく天気予想がハズれたので、小田原までお花見とシャレこんちゃうよ、あと、めげずに最適化


クリート換えて、お出かけお出かけ
クリート? いや、べ、べつに間違えて購入しちゃったってわけじゃないんだよ?
だんじて、だんじて違うんだから、ホンとホンと

1月の落車で、5kmほど先の救護ポイントまでビンディングシューズで歩いたわけなのですが
クリートがすっかり磨り減ってしまい、交換を余儀なくなくなく

ホイール、ハンドル、サドルまでもがやられた上にクリート交換とか
未年、おそろしす、おそろしす

前回までのあらすじ

大幅なる軽量化と突っ込んだセッティングによりヤビツんをデレさせることに成功するはずだった、のだが
首・肩・背中をヤラレてしまったのだった
やっぱり無茶なポジショニングで走ってはイカんのね



カーボンロードにカーボンチューブラーホイールを履いて、ヤビツん50分越えって、ありえなさすぎるでしょや
もう、異次元の遅さ、貧脚空間を走ってるんじゃないのかと思うほどに。

おかしいよ、おかしすぎるよ
きっと、きっと真に最適化せねばならないのは、ウニョ子さんではなく、おれっちではないのだろうか?
ま、それはおいといて

そもそも、クライムに最適化するとはどういうことなのか
一般論を持ち出して語るならば、サドルは低めに、ハンドル(ステム)は高めにセットして
臀筋群を生かしたパワーペダリング体幹を伸ばして呼吸を確保するってのが、セオリーだと思われるのですが
なぜに、つっこみセッティングにしたのかと(鳴子くん「アームストロングクライムやぁ〜!!」
いやいや、そうじゃなくて、あえて不正なセッティングで、ハァハァしたいなーって
己を追い込んだら新たな地平が見えてくるのではないかと

と、その前に平地でひいこら言ってたんじゃ、お話になら無いので、平地で進むセッティングから始めていって
いずれグイグイのぼれるようになるってコンセプトで詰めてゆくのですよ



で、とりあえず走ってみたのが下の図

茅ヶ崎→小田原の約28km


スポーツバイクのセットアップ手順を追って思い返しつつmm単位でイジってみる


まずは全ての基本ともいえる、サドル高さ、サドル後退

割り出し方は、定番ともいえる、例の係数なのですが
股下長×0.875とかってあれですよ、あれ
股下:846mm なので、解は743mm
くらいにシートポストをカットしたわけなのですが
なぜか最近、これがやたらとしっくりこない、なんだか低すぎて力がどこかへ逃げてゆく感じで

これは、やっちゃった? としばらく悶々としていたわけなのです
生体というやつは、粒と波の特性を持つもの、いつも一定ではないのですよ



前回の落車でサドルまでもがヤラレちゃってたので

PROLOGO NAGO EVO PLUS

以前間違えて購入しちゃった女神さまを納戸という名の岩戸から出してきて装着してみて
三本ローラーでぐるぐるしてみると、あらあらまあまあ、不思議な事になんだか気持ちいいように回るピングd
回るクランク、これはどうしたことか

PROLOGOのサドルは大まかに3タイプ
SCRATCH(スクラッチ)シリーズ 前後にフラット、左右に丸い レース、ロングライドに適す
NAGOシリーズ 座面が波状、短距離、中距離のレースに適す
ZERO TWOシリーズ、前後左右フラット、まったいら、汎用性が高い

選択を間違ってただけじゃないですが、ね

で女神様なのですが、これが横幅(143mm)が広くフラットな座面

ロングライドやヒルクライムには、フラットな座面で、ポジションを変更しやすいサドルが
適しているようなので、しばらく女神様のお世話になろうかとおもうのです。


クリートに換装して走り出すと、やっぱり左右にぐにぐにして踏み込みにくい
と、思ったのもつかの間、慣れてくるとどうということも無くなっていました

こ、これはペダリングスキルがLEVEL UPしてるということでは、なくて?

サドル高は7mmほどUP サドル後退は73mmと、かなり前に出してみる
サドル後退は後ろぎみのが、トラクションがかけやすく安定すると聞いたけど
下げすぎるとパワーロスが大きく、踏み込めなくなるようなので
踏み込めない感じがするときは、前に出してみるのがよいようで。


シダレザクラ? 真っ暗でよくわからなかった