落車、そのあとに
ヤビツン参りの帰りに、林道のグレーチングに噛み千切られて絶命したメインホイールFULCRUM REDWIND 2012
現場検証のために撮影した写真からおおよその原因が浮かび上がってきたのだ
憶測も混じっているわけだが、まあ、こんなところだろうか
いくらなんでも、こんなにわかり易いワナに、自らハマりに行くほどのヴァかなのかということだが
うーん、ヴァカなんじゃね?
結論:自爆
じゃーなくて、ここをよーくみていただきたい
落車直後に撮影された画像だ
泥の中にタイヤ痕が残っていることからはっきりした事は、おもいっきり泥と枯葉で隠れたグレーチングに突入している
ヴァカてあることが判明してしまった、じゃないかー!
結果:ヴァカ
いや、そうじゃなくて
みるべきは、タイヤ痕の先、泥と枯れ草で隠れた先で待ち構えているグレーチングである
お分かりいただけたであろうか
そう、接合部にまったく隙間が無いのである
上のような、あからさまなワナも無く、なんら危険も見受けられないはずの、その場所でなにが起きたというのか
鋭いアナタならば、真実に到達できたのではないであるか
EDGEセンセイに残っていたログによると、このときの巡航速度は22.9km/h
そう、ここは急な左ヘアピンコーナーであるということ
つまり、グレーチングを通過する時点で、車体は左にバンクしていたわけである
バンクしたままでグレーチングに飛びこめば、どんな事態が待ってるのか
メーカー資料ではリム幅は20.5mm
図ってみたら20.7mmくらいあるんだけど
使用タイヤはコンチネンタルGP4000s 23C
バンクしながら突入してしまったことと、コーナリング中ということもあり、車体には反時計回りの
回転モーメントが加わっていたことによって
偶然にも、溝とリムががっちりとハマって前輪ロック状態が形成されてしまい
前輪リムが無残に噛み千切られ、半回転して左から倒れこんだというのが、ことの顛末
結論:グレーチングがあったら減速して、慎重かつ速やかに通過せよ、でないとこうなる
やっぱりヴァカじゃん。
対策案を列挙してみる
一案:リム交換で蘇生
メーカーに修理を依頼する
ググってみるとフルクラムのサポートはわりと手厚く保守パーツがあれば修理可能のようで
レーシングZEROなら、リム交換しても15000〜20000+工賃程度で済みそうだが
アルカーボン・クリンチャーリムなので、もすこしかかるかな
ただ問題がある
破損したリムが2012モデルでしかもダークラベルであるということだ
ラベルは年代ごとに変更、更新されるようなので、同じデザインのリムが在庫切れである可能性が非常に高い
ありもので修理、使えれば問題ないでしょ、ということになるんじゃないかな、たぶんそうなるかな
だからどうした?とか云われても、ゼッタイ嫌なんじゃー!
二案:予備ホイールになってるシマノのアルテグラホイールを使う
WH6700、初代クロスバイクをパワーアップさせるべく導入したホイール
シマノのホンキといわれた、ハイコストパフォーマンす・ホイールである
アルテもWH6800にバージョンアップし11s対応になったけれど
旧来品のWH6700は10sまでの対応品、11sへの対応策は無い
とどのつまり、11s化への展望も無い、ああ無常
しかし、ほかに代替のホイールも持っていないので、フロントだけ6700で走るというのが妥当な
対応策なのかな、と。
三案:ここはもうね、NEWホールをポチっとな
この際後先考えずに思い切って、清水の舞台から紐無しバンジーという名の投身自s
帰宅後愛用のレジモスの側面を見て驚愕
頭を打ち付けた実感はまるで無かったけど、樹脂面が損傷しているということは・・
リザルト
一瞬の油断が、悲劇の引き金を引く、ということを忘れちゃいけない
FULCRUM REDWIND 2012 FRONT WHEEL
2015 01/19 死亡
どうやら身代わりになってくれたようだ