自転車の国へ

瞬く間に、時は過ぎて秋の装い
というか、朝夕寒っ  そして日中は夏?と思える日差しにゲシゲシされちゃうという
わけがわからない日々

そんな日常を抜け出して
10月7日8日の連休を利用して伊豆・修善寺へ行ってきました

そこに行けば、どんな夢も叶うかどうかは知らないけれど
行ってきました、伊豆修善寺サイクルスポーツセンター

自転車ナカマとウヒャッホウ!というわけではなく
学校時代の連中とワイノワイノな感じです。

幼き頃に家族で訪れた、微かに残る記憶といえば
5kmコースのダウンヒルを激走するガキMya

その端っこを併走するトラックから拡声器で怒鳴るおいちゃん

おいちゃん「あぶないから、ブレーキ!ブレーキ!」
ガキMya「うきゃきゃきゃきゃ!!」

お構い無にノーブレーキで降りてゆくのでした。

いや〜、ガキってホントに大人を困らせて喜んでるのね、イヤだね・・。

という、どうでもいい思い出が蘇ったりしつつ電車に揺られてたどり着いたのは
伊豆箱根鉄道 駿豆線は「伊豆長岡

そこから特別にチャーターしていただいちゃったシャトルバスで快適ドライブ30分


さながらシルバーノア

目に前には、銀色に輝く巨大なドームがお出迎えしてくれました
見よ、あれが実物大・伊豆ベロドロームだっ!

とりあえずフリーチケットを購入してゲートで唐突でもないが衝撃の事実確認

係員「5kmサーキットとMTBコースは天候不順のため閉鎖中で〜す」
一同「な、なんだってー?!」


希望はまだある

午後から回復するという天気予報に、オレは懸ける!
とかドヤ顔で決め台詞を吐いてみるも、なんとなしに気分は晴れないので
微妙な感じのジェットコースターに乗ってみたり
変り種自転車コーナーで変わった自転車に乗ってみたり
あがいてみたけれど、一向に雲のはれる気配はなし

ミスター・ケイリンこと中野 浩一さんが
現役時代に乗っていたという、トラックレーサー

棘抜き地蔵におまいりに訪れた、お婆ちゃん並みに
ご利益を期待して祈願しちゃいました、ありがたや〜ありがたや〜

ラウンジへ篭ってドリンク・バーで粘ること3時間
もはや雰囲気は、ファミレスで粘りつづけるおばちゃん達の様相を呈しはじめた頃


2kmファミリーコースは開放されてるようなので、ちょっと一っ走りなのですよ
まずはクロスバイクをチョイス

2kmファミリーコースは、おこちゃま達の縄張りなので、ゆっくり安全運転で一周目めをクリア
電動アシスト車もあるというので、人生初の電アシに試乗してみた
選択したのはミニベロタイプ(というよりそれしか残ってなかったのよ)の電源を入れて漕ぎ出すと
す〜〜〜っっと前進するも
ある程度加速すると唐突にモーターからの支援が失われて、なにやら切ない感じに

なんでも、一般的な電アシ車は、時速25kmまでしかアシストしてくれないのだとか
25kmの制限を越えて走行可能な機種に乗るためには原付免許が必要だそうで
電アシ車は購入検討すらしたことが無かったので、まるっきり初耳でした。

そうこうしていると、雲はどこかに流れ去り
待望の青空が広がっていました

    時は来たれり


やっと逢えたね、デ・ローザちゅわん

1時間という制限の中、5kmコースを2週してきました
1週目はまったりのんびり
2週目はそれなりに頑張ってTT

標高差100mというかなり控えめなレイアウトなので、それほどきついこともなく
すんなり走れるコースではるけれど、対向車を気にすることも無く、ヘアピンコーナーをアウト・イン・アウトで攻めてみたりとか
高速コーナーで思いきりリーンインしちゃったりとか

クローズドサーキットならでわの走行感は、かなりの心地よさ


2週目タイムトライアル、その記録は13分台という、これまた微妙なところ
デ・ローザ NEOPRIMATOとは、たった1時間のお付き合いだったので
十分に乗りこなす事は到底不可能だったので、という全然説得力の欠片もない言い訳もちゃんと
用意しておいたし、問題ないよね。

そして、そろそろバスの時間が近いので慌てて帰り支度


さらばだ、ベロドローム


夕暮れてゆく伊豆の空、車窓より。


修善寺の旅館で一泊して、翌日朝、のんびり最寄の修善寺駅まで歩く事に

旅館から修善寺駅へ徒歩で向かう途中、狩野川淵のサイクリングロードで一人のロード乗りに遭遇

伊豆の山河を満喫しつつ、ウニョ子さんと走ったら最高に幸せなんじゃないかなと、妄想しつつ
家路についたのでした。