七曲がれない 「WAKUWAKU ODAWARA-HAKONERIDE REVENGE 1−2」

時は西暦2012年9月10日

久野林道を無事クリアして意気揚々なMya
よせばいいのに、箱根旧東海道にチャレンジしちゃうのでした

「かつて箱根は地獄だった・・」と、昔誰かがのたまった



ひゃっは〜! R1を激走だぜぃ


直進すると、箱根湯本  右に行くと、芦ノ湖、勿論、まっつぐまっつぐ!

あっという間に、箱根湯本へ到着、そしてすぐさまスタート地点の三枚橋


初めての峠は、wktkしますな

ちゃっちゃっと登って、芦ノ湖で勝利の記念撮影だぜい
などと、甘いこと考えてた頃がありましたよ、ボクにだってさ

あぢぃ、早くもボトルがからっぽじゃ、あ〜りませんか

いきなりピンチに陥っていると、左のほうから水音が!
まさにこれこそ天の助けなの?なの?

だけどそこには「手洗い専用」の文字が


冷たくてここちよい

警告を無視しても、ろくなめにあったためしは無いのです
峠の途中で、ぐるぐるぴー!!とか、シャレにならないので
ここは素直にしたがっておこう、そうしよう


手だけじゃ収まらず、顔まで洗ってリスタート



先生!、木陰でノンビリしたいです


赤い鳥居に向かって、猛牛のように突進中(脳内イメージでは


「ここからが、本当の箱根旧東海道だ」


「心が折れそうだ」

七回曲がったのか、曲がっていないのか、幻想世界の住人に連れ去られちゃう寸でのところで
ようやっと地獄を抜け出したのでした


行く手に同志発見(?

なぜか急に元気になったので、ゆるゆると登っていく

ゴールまで、残すところ4km
だがしかし、峠の女神は優しくは無かったのだ
右のふくらはぎが、激痛とともにフリーズ

もうダメなのか? 限界なの? どうなの?


舗装工事で痛恨の足つき  ・・ホントは何回足ついたか覚えていないんだけど、ね



お玉ヶ池に到着、そして力尽きる

予定では、ここから芦ノ湖まで進んで、勝利の記念撮影のはずだったのに
お玉ヶ池で、敗北宣言をすることになってしまいました、情けねえ

右ひふく筋がつりまくりで、もう10%の勾配すらも登れそうに無いし

と、そのとき携帯からティロ・フィナーレなメロディーが

宿屋で合流するはずだった父親からでした
ずうずうしく、両親の箱根一泊に便乗したのです

これはもう、ゴールしちゃっていいよね?

ずうずうしいついでに、サポートカー感覚で拾ってもらうことに



なぜだかバックパックから出てきた、どこでも袋に嫌がるウニョ子さんをむりやり詰め込んで
一路宿屋へ・・

途中、記念撮影するはずだった芦ノ湖で一休みして
悔しさをかみ締めるのでした。


この日のリザルト

距離:64.17km
時間:6:36
上昇:1393m

サコッシュ 水 750ml
      カフェオレ 190ml? (旧東海道沿いの自販機で購入)
      塩飴 x2

敗北要因はやはり、補給不足だったようで
こまめな燃料補給という初歩的なことがまるで疎かになっていました


このアリサマじゃ、ロングライドなぞ、夢のまた夢
おれっちの峠伝説は、まだ始まってもいなかったらしい


今回の教訓
 ・・箱根は今でも現在進行形で地獄ですのだ。



「苦しいです、評価してください」