そ・れ・い・ゆ その1

あー、もう限界なのよー

なにが限界なのかって、そりゃぁこの炎熱地獄との戦いに疲れ果てちゃったのよね

だがしかし、気象庁のどえりゃー人がのたまう事には

「まだまだこんなの序の口よ?」
「この暑さは更に過酷を極めながら9月末まで続くのさ」

だって、さ
どうするよオイ

既に寝室の温室効果によって半ば蒸されながら目覚める朝を迎える毎日
僅かに残っていた、闘気さえも無残に飛び散ってしまうはずだわね

まるで、今年の夏を生きて乗り越えられる気がしないんですけど

と、ほざいて終わるのも切な過ぎるので、打開策を模索する事数十秒・・


そうだ、ひまわり畑を見に行こう!

あまりの暑さに脳味噌もすっかり茹ってしまったのかもしれない

真夏の日差しをその身に受けて、咲き乱れる姿を見れば
きっとゲンキ100倍なんじゃないの

とか、意味不明な思考のもと
キーワード「ひまわり」で目的地の候補をGoogle先生に聞いてみると

Google先生「ぉぅぃぇ」
     「三浦半島に”ソレイユの丘”ってのがあるでよ」
     「詳細情報は・・」

よーし、今日は情報一切無し、勢いだけで行ってみよう
ほら、素敵な出会いとかもあるかもしれないし

というわけで、いきあたりばったりなソレイユポタに赴くのであった。


7月30日午前4時半ごろ起床、朝焼けに染まり始めた空にせかされながら準備をしたのに
6時過ぎにやっとこさ、ウニョ子さんと玄関を出る

毎度の境川サイクリングロードを利用して片瀬江の島へ
しかし、既に日差しがジリジリ暑いんですげど、朝日よオマエは西日ごっこでもしているのですか?




厨子のあたりで早くも休憩

この日はローディな人も無く、容赦のない朝陽に焙られながらR134を東南へひた走る

前回立ち寄った湘南国際村の入り口を過ぎ、特にトラブルもなく進む


自衛隊武山駐屯地付近のコンビニで補給と休憩

しばらく進むと視界は開け
広大な畑の隙間を縫うようにつづく道路をひたすら辿る


どうやらこの先にあるようだ

道も綺麗に舗装されてて、走りやすい上に
車もそれほど走ってないしで
近ければトレーニングには丁度いい場所なんだけど

兎に角遮蔽物が何も無いので、暑い事この上なし
グリルで焼かれるチキンの気持ちが分かってしまいそうなくらい暑いよ、ごめんねチキン、タンドリーっっ!

だが目的地はもう、目と鼻の先くらい、なはず


暑いよぅ、目が霞む、喉はカラカラ、もう写真もブレブレっ


このコーナーの先には、丘一面のひまわり畑が?!

心頭滅却すれば陽もまた、す、す・・ あぢ! あぢぢぢぢぢぢ!!


ローディーな人に遭遇、だがしかし

眼前に広がるのは、だだっ広い駐車場と謎の建造物
あれ? どーなってるん?

丘一面のヒマワリ畑はいずこ?


                        つづく