「ウニョ子」さんといっしょ TAKE#1
紆余曲折、七転八倒、雨過天晴
いろいろありで、やっとのことでたどり着いたこの日
初めての屋外でのテスト走行の日
コースはいつもの日向薬師
いきなりヤビツ峠とか行っちゃうのも、それはそれでドラステックな燃え展開なわけだが
なんせ、知識経験まるで無しな人物が仕上げたマシンでいきなり急勾配を攻めたり出来ない
性分なのですよ、まったくもってチキンなのよね
でだ、いつものTTコースのご紹介
場所 日向薬師へつづく林道
距離 2.7km
平均勾配 全体:5.5%
最大標高差 164m
最大勾配 13%
と、いたってほぼフラットな林道なようにみえるコース
ヤビツや足柄、大垂水などで、トレーニグをされているタフネスガイの方々からすれば
平地を走行するに等しい行程
ヒルクライム初心者の方でも安心して登れるコースではないかとおもいます
だがしかし、あなどることなかれ
なにも無ければ、EASYなこの林道コースも
時期や条件次第では、HARD,運次第ではNIGHTMAREにも化けるという
あなオソロシヤな本性をあらわにするのです
去年、アンカーさんで挑戦したらば、最初の700mほどで力尽きた苦い思い出の
リファレンス・コースなのです
WH-6700+PRO3搭載のアンカーさんで挑戦した時の記録は
14:02でした
同じホイール装備のウニョ子さんだったら、きっと軽々10分切りもデイドリームじゃないよねっ
自宅から七沢までの10数kmで、少しは乗れるようにはなっていたものの
なんせ公道を走るのはこの日がはじめて
ブラケットポジションの遠さにドギマギしつつ
人生初のSLペダルのキャッチにてこずる始末
片足コギの重要性を思い知らされながらの走行でした
SRAMのダブルタップレバーは直感的であり
シフトチェンジもストレスを感じる事もなく
スパッと決まってくれました
さて、いよいよTT開始
AM8:04
今となっては、ゆるい登りとはいえ
油断大敵、注意一秒怪我一生、慎重にクランクを回してホイールを進めてゆきます
日向に潜むものたち 其の一
■七沢温泉入り口の二股、温泉宿を挟む分かれ道、そして程なく合流する
普段は右の登りルートを走るのですが、なにを思ったのか左のゆるい方へ向かうと
なにやら、旅館からトラックに向かって荷物を抱えたお兄ちゃんが横断中
徐行しながらパス
日向に潜むものたち 其の二
■ブラインドコーナーとフタ無し側溝エリア
雨が降った翌日には、林から流れてきた枝やら枯れた葉っぱやらが堆積しているので
それでなくても狭い道がさらに狭くなる、そのうえ車も降りてくることがある
インにはフタの無い側溝があるので車はアウトに膨らみがち
5%〜12%程度の勾配を障害物と車の間を通り抜けるのがちと苦労するのです
休日・祭日にはハイカーで賑わう場所でもある
登りではそれほど問題にはならないが、コーナーや車とのコンボはすこし辛いかも
日向に潜むものたち 其の三
■ハチさん達
春うららな花の季節には蜜を求めて飛び交うハチさん達
あまり好戦的ではないが、うっかり巣の近くを通ると威嚇されます
スピードを上げて通り過ぎるのが吉
黒いものへの攻撃性がある場合も! 黒いヘルメットを使用されている方は注意が必要かも
真っ黒ヘルムを被っていたので、すごい勢いで飛び回られて怖かった((´・ω・`))
日向に潜むものたち 其の四
■クマー・・ じゃなくてクマさん
丹沢には熊さんが生息しております
もしもエンカウントしてしまうと最悪の事態に
例え自転車でも逃げ切れるものではありません
熊鈴の装備推奨、気休めくらいにはなります
昨年、不幸な自転車乗りの方の尻が尊い犠牲になったとか(シャレにならねぇよヽ(`Д´)ノ )
数々の難関を潜り抜け、ないで
そして、やっとこさゴール・・
そして記録のホドは
記録更新っ
って、あれ?
1分すらも縮んでいやしない
いくらハイスペックマシンに乗っても、ダメエンジンではどうにもなら無いという
至極当然なる絶対的事実を眼前に押し当てられてしまったわけで
日々のトレーニングが全然足りていないという事なのか
しかし、動作テストは、ほぼ問題無く、合格点ということにしておきますよ
そして少しの間、日向薬師で写真撮影したり、水分補給したりした後
道草を食いつつ帰路についたのでしたとさ。
これからはポジションを詰めたりしつつ、100km前後のライドを重ねて
ウニョ子さんをもっと知っていけたらいいのだけれど。