ぶらり相模湖 後編

牧馬峠の坂道で、ドーナツをこれでもかってくらい
タラフク頂戴したのち、下っていくと、そこには・・







ゆる〜い坂とまったりコーナーが続くゆっくり峠道が続くのみ

目的地までは、残り8kmほど
なぁんだ楽勝ですねぇ
とか考えつつ進んでいると

後輪「カンカンカンカンカンッ☆」
mya「?!」

なにやら後輪が嫌なサウンドを奏で始めるのだった

停車して、後輪のあたりをまじまじ見てみると

サイドスタンドがスポークに接触しているという
なんとも切ない状態に

こりゃまいったね

ドーナツ地帯は慎重に降りたつもりだったのに
スタンドを固定していたボルトが振動で緩んで、すこし回転していましたよっと
手でそ〜っと触ってみると
簡単に動いちゃうぞこいつ

この日は、パンク対応セットはしっかり持参していたものの
工具を持ってくるのをすっかり忘れてしまっていた

ボルト緩みのトラブルは、自転車系ブログの記事になってることは
そう珍しくないけれども、まさか自分がやっちゃうとは

もしもスポークが破損してたら悲惨な結末になってたな
これは不幸中の幸いってことですよねっ

出発前の点検不備は、時として取り返しのつかない事態を招くってことを
教えてくれるー・・・などと、悠長なことを言ってる場合じゃありませんよ、これは

まだお昼過ぎだし、のんびり行こうか、なんて思ってた矢先なので
かなり動揺しちゃってみるも
目的地に着ければ、自転車屋さんくらいあるんじゃない?
と、そろ〜りそろり走れば、オールオッケぇ

という感じで楽天的に先を急ぐ事にするのだった。


峠を抜けるとまたもやR412に合流して
一路目指すは相模湖へ

あいも変わらず交通量の多いR412の車道は
とても走りたくない状況なので、歩道をそろりそろりと
走っていくと、なんだか芳しいの香りが(?)


ワタシはキター、遥々(でもないけど)相模湖へ

確か最後に来たのは小学生のころに遠足でピクニックランドだったような
あれから何年たっただろう

などと言ってる暇があるなら、さっさと自転車屋さんを探さないとー
ゆるゆるボルトを締めないとー

その前に腹ペコをなんとかしないといけないわけで


やっと到着、でもなんか閑散としてる相模湖駅

まずは昼ご飯と休憩してから、自転車屋さんを探そうと
駅のあたりをうろうろしてると
ブラックボードのたて看板が眼に入る


ほっとひと時、くつろぎタイム

お腹も膨れて疲れも吹き飛んだので
お次は、肝心のゆるゆるボルトをなんとかしないといけない事を
思い出した

ここは、地元民に頼るのが必定っとばかりに
レストランの主人から情報収集を試みることに

mya「すみません・・」
店主「なんじゃね?」
mya「近くに自転車屋さんはありませんか?」
店主「昔はあったんだけどねぇ」
店主「今は、もう無いのよね」
mya「な、なんだって?!」

 つづく