インフルエンザが流行してミリオン達成したというので


だるさと寒さのあまり、布団からなかなか脱出できないという
何時のもパターンにはまり込み

前日思い描いた早朝ライド、はまたまた結局
サボってしまうワタクシメがここにいる

こんなことでは来るべき艱難辛苦を乗り越えるなぞ
敵うべくも無し、などとはまるっきり考えもしないんだけど

午後は、天気も良いようだし、膝関節の調整具合を
みるという立派な目的もあるわけだし

お昼を食べたら鶴岡八幡宮にでも行ってみよう
ついでに銭洗弁財天と江の島にも行っちゃうんだぜ
とか、いつものように脈絡も無く


そう、この時点ではへっぽこポタリストを震撼させる恐怖(?)の出来事が
鎌倉で待っていることなど露ほども知らず



まったり走って、いつもの入り口へ

時間の関係なのか、ローディな人は皆無で
お買い物な人やお散歩な人や、帰宅中な学生などでにぎわってた

なにやら鎌倉へ向かう道は交通量も多め

走り慣れない道であるのも手伝って
のんびりポタってもいられず


北鎌倉のとある場所

このあたりは、それなりに勾配もあって
レーニングにもってこいないい感じで
ローディな人が勾配をものともせず登坂していく

こちらといえば、起伏の頂点で一休み

鶴岡八幡宮までは、あと少しのところ
ちょいとした勾配が待ち構えている北鎌倉の道

無理なくマイペースで走っていると、どこからか
ぴーぷーと謎の音が・・

そう、それは紛れも無く口笛だった
そして微妙に音痴だったのだ(失敬)

天気もいいし、どこかの陽気なおっちゃんが
楽しくなって吹いているんだなー、などどと思っていたのも束の間
坂を上がってもなお、後ろから鳴り響く口笛
ここここれは、もしや季節外れの怪談なのです?

と、その瞬間、普段着なロード乗りに抜き去られ
そのまま坂の下へ消えていったのだった

・・・この峠で死んだローディの幽霊でも見たというのか

いやいや、足あったし、峠でもないし
単に遅いので抜いてっただけなんだけどね
(ログを確認したら20km出てなかった(;´∀`)ァ ,、'`)

無事に坂を下りて

鳥居を横目に休憩

なにやら日も傾いてきちゃったし
メインのライトも置いてきたので
弁天様はパスして江の島経由で帰ることに


江の島は重々しい雲の下

で、片瀬橋を渡ろうとしていると

伊豆半島の方向に天使の階段(Angel Ladder)が見えたのでありました
(怪談のあとは階段という落ちです・・・ 我ながらぐるぢい)

そして夕闇迫るR134を通って帰るのでありました

白浜町に差し掛かったとき
そういえば、今月ここで痛ましい事故があったことを
思い出しつつ走っていたのだけど

毎日どこかで事故はおきている
それは他人事ではないのだと、心のどこかにとどめて置くことが追悼になり
自分自身を護ってくれるんじゃないのか、とも想うのだった。

距離: 45.05 km
タイム: 2:56:35
平均スピード: 15.3 km/h
高度上昇値: 253 m
カロリー: 1,038 C