2012-06-20 永劫あるいは終焉 僕は一個のカメラ眼 台風一過のこの日眩い朝の陽に包まれて目覚める 深い藍の元、白や灰色の帯が次々に流れていって心地いいくらいの暑さと風に誘われて、木陰でうとうとしていたい そんな一日だったけど、それだけの無為が許される身分でもなく黄昏の時間をすぎた頃には まるで、今日で世界が閉じてしまうんじゃないかと云うかの様な紅こんなにも一日中、空を飽きずにみていた日もないのじゃないかな 短い人生のうちにも、そう何度も訪れる事のない、そんな一日 それが今日のこの時